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PHP脆弱性について

 10月21日から、PHPの脆弱性についての混乱が発生していましたが、当サイトとしてはできる範囲の対応は済ませてあります。とはいえ、特に漏洩して困る情報などは特にありませんし、PHP最新バージョンに設定しましたが、これに修正パッチが当てられるかどうかはレンタルしているサーバー側の対応になります。ただ乗っ取られて別の犯罪への踏み台にされるのは嫌なので、できる範囲の対応はしましたということです。
 個人の仕事が忙しかったのと、タイミングの問題もあって長いこと放置していた当サイトですが、そろそろいいタイミングになって来たので模様替えもして更新して行きたいと考えておりました。その矢先にPHPの脆弱性という問題が出ましたので、これは表示やシステム構造に関わる話でもあり、注視しています。現時点では特に問題なく表示・操作できるようです。

 最近はAIを悪用したサイト攻撃や個人情報漏洩が激増していますが、そもそもの話をすれば、各種サービスサイトは個人の情報を「取得しすぎ」です。必要最低限の情報と本人特定ができれば、ネット上のサービスは提供できますので、その点の整理が今後必要になるでしょうね。
 Webは長年積み重ねられて来た小さなプログラム(仕組み)の集積として機能しているので、人間が気付かない「穴」はたくさんあるでしょう。むしろ完璧なシステムを作ることは、Webの構造上できないと思います。なので今後は漏洩しても実害が生じない程度の個人情報しかネットに置かない、という方向で行くしかないでしようね。犯罪をなくすには、「旨味」をなくすしかないと思っています。
 さもなければWebでのビジネスは壊滅することになるでしょうね。ま、それでも構いませんが。自分は現金主義者なので。

造形品質テスト

 知人の依頼により、二色の島原城をプリントしました。フィラメント(シルクゴールド)が残り少なくなっていたので、サイズをひとまわり小さくして、高さ10センチ、積層0.12mmのプレミア品質で造形してみました。

 結果、確かに緻密になった感じはしますが、層が薄すぎるためか隙間が出ているようです。

 高さ10センチ、二色印刷。プレミア品質で所要時間が約11時間でした。
 このサイズにしては比較的細部が表現されている部分もあるので、良いと思いますが、時間がかかりすぎますね。現在0.4mm径の標準ノズルで出力していますが、0.2mm径だと仕上がりは良くなっても時間がどれほどかかってしまうのか・・・使うにしても小さなサイズ限定になると思われます。

 今回出力したものは知人からの依頼であり、そのまま提供することになります。
 

二色プリント試験

 積層型3Dプリンターの弱点として、多色印刷が難しいことがありました。一個のノズルから溶かしたフィラメントを押し出して積み重ねていく仕組みなので、複数の色を使いたければ同数のノズルを用意しなければなりません。その各々のノズルを使用時に安定的に加熱・冷却する温度管理が必要です。
 複数ノズルの方式は当初からありましたが、今回は一個のノズルのみ使用し、フィラメントを入れ替える方式の3Dプリンターで多色プリントを実験してみました。フィラメントの入れ替えを各層ごと(0.16mm)に行うので時間はかかり、素材の無駄が多く出るのですが、限定的な使用であれば活用できると思われます。

1.島原城(高さ:12センチ)の台座を黒にしてみました。
・単色の場合は造形時間は8時間。この設定での2色の場合で10時間でした。
・色変え用のタワーが別に形成され、ノズル内フィラメントの変換のためにクズが発生します。

2.島原城(高さ:14センチ)を2色で出力してみました。
・これには13時間を要しました。
・不思議なことに、12センチの時より14センチの方が無駄が少なくなっているようです。

※画像は12センチと14センチの比較、12センチの単色模型との比較です。

3.鯱鉾(高さ:12センチ)を2色で印刷してみました。造形時間:約8時間
・今回はサポート材を適用してみました。


下の画像は島原城二色プリントの色変えの際に発生したクズです。右側が12センチのものになり、なぜかサイズが大きくなると減量している感じですね。設定の違いかも知れませんが、現時点で理由は不明です。



同時に形成されるタワー(プライムタワー)も14センチの方が小さくなっています。

各サイズを比較するとこんな感じになります


7.5センチ(3時間)・9センチ(4時間)・12センチ(1色:8時間/2色:10時間)・14センチ(2色:13時間)

参考までに、ペーパークラフトとの比較です。いずれも高さ12センチになります。



※ 現在、部品分けをせずにダイレクトな一体形成でどこまでリアルな3D島原城を作れるのかを試しています。

ケース入り島原城

 市販のケースに入るサイズで出力してみました。
 ケースに合わせて、高さはそれぞれ A : 9センチ、B : 7.5センチです。

島原城 ケース入り

 前回のPLA Goldフィラメントがなくなったので、別のメーカーのものを試してみました。前回のものより やや明るい感じの金色になっています。

黄金の島原城模型

 色合いは好み次第になるでしょうが、私は前回のメーカーのものがより黄金に近いと感じました。しかし展示する、飾るという場合はこちらの方が見栄えがするかも知れません。
 感覚的なものですが、今回のフィラメントの方が造形の品質は良いようです。

 前回の出力結果に応じてデータを微調整・修正してあります。また内部は空洞にしてあり、材料消費と出力時間の節約をはかっています。造形に費やした時間は、Aが4.5時間、Bが3.5時間でした。

金の鯱鉾 

 3Dスキャンした実物の鯱鉾(シャチホコ)を、3Dプリンターで出力してみました。

金のシャチホコ 3Dプリンター出力

 やはり簡易的なスマホのアプリでは精度が出ません。業務用であれば精細な形状が取得可能なのかも知れませんが、そうなるとデータ量が莫大なことになりそうですね。

 それでもなんとなく形が出ていますので、遠目に飾っておくにはいいのではないかと思います。これに彩色できればリアルな感じに仕上がるのでしょうが、現時点で3Dプリンター出力したものに立体的に画像をプリントする技術はありません(聞いたことない)。そのうちできるかも知れませんけどね。

■PLA Silk Gold
サイズ : 高さ約 11cm
印刷速度 : 標準

※ 案内板によれば、最近まで天守を飾っていたものらしいです。